◆共振する体験「写真の行為をたどり物語る」 著者と森山大道との出会いは、一九八四年、日本の写真家の海外展を準備していたキュレーターの通訳としてのことだった。 この仕事が、継続的に写真とかかわる大きなき 長編小説(なのか? エッセイのようにも、私小説のようにも読める。 最初のほうに、対談相手から「攻撃的」と評されるエピソードが出てくる。 「小説というジャンルに対して攻撃的」「個々の作品を書くやり方が攻撃 ◆労働ではない 天地自然に生きる時間 これからの社会を考えるにあたっての最重要課題は何かと問われたら、「農」と答える。 農業という産業以前の農という営みである。 そこに暮らしの基本と未来があるからだ。