松本清張が『週刊朝日』の懸賞小説で三等入選となり、40歳を過ぎて作家としてデビューする直前に、福岡県の小倉で米兵の死体処理のアルバイトを行っていた可能性が高い、と昨年刊の拙著『松本清張の昭和』(講談 知性にはある種の「見た目」がある。 その場にいる人の中で最も知的な人は常に素早く答え、質問を聞き返す必要など決してないと私たちは思う。
大半の人はそのように見せるためにかなりのエネルギーを使い、その過程で 20世紀を代表する国際政治学者・高坂正堯(こうさか・まさたか)。 30代前半で発表した著書『国際政治』(中公新書)は今も版を重ねている。
没後30年を機に、学部生時代から長く指導を受けた岩間陽子氏(政策