この夏、ドイツとオランダの教育現場を訪ねた。 オランダの小学校を訪問したのは夏休み中だった。
そのため、子どもたちがいる通常授業日の学校運営を直接見たわけではない。 そこは最初に断っておきたい。 それでも 次期学習指導要領の改訂にあたって「多様性の包摂」が柱として挙げられています。
包摂とは、あるものを全体の中に含み取り込み、排除せずにまとめ上げること。 この言葉が国の教育の根幹を成す学習指導要領に示される 「自分には何も向いていることがない気がする」「本当に好きになれる仕事が見つからない」といった、いわゆる「才能」に関する悩みは尽きません。 「才能に気づけないのは、たいていの場合、努力が足りないからでも