少年のような女性「ギャルソンヌ」が登場する翻訳小説『恋愛無政府』の出版、マレーネ・ディートリッヒ主演映画『モロッコ』の日本封切、水の江瀧子ブームの到来など男装が盛り上がりを見せた1930年代。 その一 ARG(日常侵蝕ゲーム)を手掛けるクリエイター集団の第四境界は、最新作『祭歌の国ハルヴァニア』を3月18日にリリースしたと発表した。 『祭歌の国ハルヴァニア』は小説型のARGとなっており、第四境界初 没後30年を迎えた司馬遼太郎。 本誌連載作の『空海の風景』を、平成生まれの書評家・渡辺祐真氏が論じる。 (『中央公論』2026年6月号より抜粋)