大学1年時に訪れた介護実習の現場で宇井吉美さんが目の当たりにしたのは、「排泄介助」にまつわる職員や利用者の苦悩と葛藤でした。 「おむつを開けずに中を見たい」。
介護の切実な願いに応えるために、宇井さんは研 “分業制”で整えてきた肩甲骨と股関節。 だが、本来このふたつは同時に動く“共同作業”。
上と下が呼応すれば、姿勢は安定し、動きは格段に滑らかになる。 全身を再びひとつに戻そう。 カラダが変われば、生き方が変わる。 歩く力を取り戻し、“歩ける”その先の人生へ。 痛みや麻痺に向き合う最前線の医療と技術を追う。