劇場、空港、ショッピングモール、あるいは音楽フェス。 外出先でトイレに向かうとき、私たちは見慣れた光景を目にする。 男性たちはスムーズに出入りしているのに、女性トイレの前には長蛇の列ができているという風景 日本映画では『万引き家族』以来8年ぶりのオリジナル脚本作品となる是枝裕和監督最新作『箱の中の羊』。 本作で描かれるのは、“少し先の未来”の“夫婦”そして“家族”の物語だ。 子供を亡くした夫婦が息子の姿を きょうだいで実家を相続したり、家族と協力してマイホームを購入したりしたことをきっかけに、2人以上で同じ不動産を所有する「共有名義」の状態になるケースは珍しくありません。 この共有名義不動産を売却する