「通りすがりの会社員が、ネクタイをほどいて踊り出した」――その光景を目にした瞬間、人生の歯車が大きく動いた。 東京で働くごく普通の会社員だった女性は、わずか3カ月後、カリブ海の島国トリニダード・トバゴへ 全ては誰かの特別な一日のために。 俳優、スタッフ、観客。 劇場を愛し、作り上げてきた人々の姿で綴られる帝劇59年の記憶──『劇場という名の星座』。 本を読んで、会いたくなって。 著者の小川洋子さんにインタビュ 山あいの渓も新緑まばゆい季節になりました。 わずかに残る桜が、風が吹くたびに花を散らしていく様子に美しさを感じつつも、一抹の寂しさも感じ得ません。 萌黄色の山肌はあっという間に緑を濃くしていきます。