相続は、家族にとって避けて通れない問題です。 本来は故人の遺志を尊重しながら穏やかに分け合うものですが、実際には感情や事情が複雑に絡み合い、思わぬ対立を生むことも少なくありません。 特に不動産が絡む場合、 75歳の夫婦は、限られた収入のなかで家計をやりくりしながら、堅実に老後を暮らしてきました。
ところが、遊びに来た小学3年生の孫が口にしたひと言に、夫婦は言葉を失います。 そこに浮かび上がったのは、“祖父母 高齢期の生活を支える資産は、家族であっても全体像を把握できていないことがあります。 特に現金や有価証券などが自宅に保管されている場合、相続の場面で初めてその存在が明らかになるケースも少なくありません。